2017年8月22日

【シリーズ6】納税資金対策の視点から検討しよう ~相続対策の効果とリスク⑥~

【シリーズ6】 納税資金対策の視点から検討しよう ~相続対策の効果とリスク⑥~

納税資金をどのように確保するかという視点の納税資金対策は、納税義務が発生する事案、とりわけ納税額が高い事案で重要性が増す対策です。

 

以前は物納が比較的多く使われていましたが、平成18年の改正により大幅な制限が設けられていますので、この視点での対策は重要です。

贈与による対策では、収益を生む財産を子供に贈与することにより、贈与後の家賃収入を子供に移転し、納税資金の準備とする対策をとることが可能です。また、生命保険の対策も納税資金対策として重要です。

不動産をめぐる対策では、物納可能な不動産とするような準備を行い、又は共有地などの土地を整備し、売却しやすい土地にするなどの対策を検討する必要があります。

相続開始後では、申告時等における記載の対策を熟知しておく必要があります。

 

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