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2017/10/6
【シリーズ32】 非上場株式等に係る贈与税の納税猶予制度の活用 ~相続発生前の対策/贈与による対策~
【シリーズ32】 非上場株式等に係る贈与税の納税猶予制度の活用 ~相続発生前の対策/贈与による対策~
事業の後継者が、先代経営者から経済産業大臣の認定を受ける非上場株式等の全部又は一定数以上を贈与により取得して、その会社を継続的に経営する場合で一定の手続きをしたときは、その後継者が納付すべき贈与税のうち、その非上場株式等に対応する贈与税の納税が猶予されます。この猶予される贈与税額を非上場株式等納税猶予税額といいます。 -
2017/10/5
【シリーズ31】 後継者への非上場株式の生前贈与 ~相続発生前の対策/贈与による対策~
【シリーズ31】後継者への非上場株式の生前贈与 ~相続発生前の対策/贈与による対策~
現経営者が、その所有する株式を保有したまま相続が始まると、遺産分割や相続税などの諸問題が生じるおそれがあります。そこで、そうした諸問題を回避するためにも、株式の生前贈与を行うことが効果的となります。
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2017/10/4
【シリーズ30】 農地の贈与税の納税猶予制度の活用 ~相続発生前の対策/贈与による対策~
【シリーズ30】 農地の贈与税の納税猶予制度の活用 ~相続発生前の対策/贈与による対策~
農業を営む個人が農業の用に供している農地等を、農業を引き継ぐ推定相続人のうちの1人に一括贈与した場合には、その贈与を受けた推定相続人が農業を営んでいる限り、その農地等に係る贈与税の納税が猶予されます。
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2017/10/3
【シリーズ29】 高収益な賃貸建物の贈与で節税ができる! ~相続発生前の対策/贈与による対策~
【シリーズ29】 高収益な賃貸建物の贈与で節税ができる! ~相続発生前の対策/贈与による対策~
親(被相続人)が収益性の高い賃貸マンションや賃貸テナントビルを所有している場合、その収入は将来にわたって被相続人の財産を形成していくことになり、最終的にはその賃貸建物により蓄積された預貯金等に対して相続税が課されます。建物を贈与することによって被相続人に蓄積されるべき財産を相続人で蓄積することが可能です。
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2017/10/2
【シリーズ28】不動産贈与の活用で節税ができる! ~相続発生前の対策/贈与による対策~
【シリーズ28】 不動産贈与の活用で節税ができる! ~相続発生前の対策/贈与による対策~
不動産を贈与する場合の贈与税の課税価格は不動産を相続税法上の評価により評価します。
被相続人が現金で取得した不動産を贈与した場合、通常は現金額より不動産評価額の方が低くなるため贈与税を抑えることができ、有効な対策となります。
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2017/9/29
【シリーズ27】遺贈や債務免除で赤字会社の活用をしよう ~相続発生前の対策/贈与による対策~
【シリーズ27】 遺贈や債務免除で赤字会社の活用をしよう ~相続発生前の対策/贈与による対策~
相続財産を法人へ遺贈した場合には、法人は時価で財産を受け入れたものとして、受贈益が発生します。しかし、繰越欠損金を有する法人であれば、欠損金の範囲内であれば法人税の心配がありません。
また、同族会社に対して貸付金を有している場合には、貸付金が相続財産になってしまうため、債権放棄を検討することになります。この場合も、法人側では債務免除益が発生しますが、繰越欠損金を有する場合には、欠損金の範囲内であれば法人税がかかりません。
このように、赤字会社を活用することで、有効な相続税対策が可能となります。
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2017/9/28
【シリーズ26】死因贈与契約の活用をしよう ~相続発生前の対策/贈与による対策~
【シリーズ26】死因贈与契約の活用をしよう ~相続発生前の対策/贈与による対策~
「死因贈与」とは、「私が死んだら土地をあげる」というような、贈与者の死亡によって効力を生じる生前の贈与契約です。
死因贈与契約は、贈与者の生存中に締結する契約であるため、事前に紛争リスクの低減が可能となったり、受贈者が柔軟に対応できるなどのメリットがあります。
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2017/9/27
【シリーズ25】相続時精算課税制度の活用方法は?(住宅取得等資金として贈与する場合の特例) ~相続発生前の対策/贈与による対策~
【シリーズ25】相続時精算課税制度の活用方法は?(住宅取得等資金として贈与する場合の特例) ~相続発生前の対策/贈与による対策~
平成31年6月30日までの間に、親(祖父母を含みます。)から住宅取得等資金の贈与を受けた子(孫)が、一定の要件を満たすときは、贈与者の年齢が60歳未満であっても相続時精算課税を選択することができます。
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2017/9/26
【シリーズ24】相続時精算課税制度の活用をしよう ~相続発生前の対策/贈与による対策~
【シリーズ24】相続時精算課税制度の活用をしよう ~相続発生前の対策/贈与による対策~
アパートやマンションなどの収益物件を贈与する場合や、支配権を後継者へ集中させるために自主株をまとめて贈与する場合に、暦年課税贈与では一度に多額の贈与をすると、贈与税の負担が非常に重くなります。一方、相続時精算課税制度を活用すると、2,500万円までは無税で贈与することが可能となります。
ただし、その贈与した財産は相続時に精算することとなっています。しかし、相続税は贈与した時の価額で計算をするため、将来値上がりが予想される株式や不動産を贈与した場合には、効果的な相続対策となります。
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2017/9/25
【シリーズ23】基礎控除を上回る価額の財産の贈与で贈与税を払って節税しよう ~相続発生前の対策/贈与による対策~
【シリーズ23】基礎控除を上回る価額の財産の贈与で贈与税を払って節税しよう ~相続発生前の対策/贈与による対策~
暦年課税の場合、基礎控除110万円を超えると贈与税がかかるため、基礎控除の範囲内で贈与するケースが目立ちますが、長期的な対策がとれない場合などでは、贈与税を払ってでも生前贈与を進めた方が、相続税・贈与税トータルで税額を減らせる効果があります。